現在、多くの企業がデスクトップ仮想化基盤を導入しようと検討し始めるきっかけとなったのは、東日本大震災発生によるものです。

震災発生直後の影響で交通網に大きな乱れが生じたり、計画停電によって多くの企業が休業を余儀なくされました。このような経験から、ネットワーク経由でどこからでも事業を継続できる手段としてデスクトップ仮想化基盤が注目されました。



また同時期に、クライアントPCのOSに多く採用されていたWindows XPのサポートが終了するなど、クライアントPCの買い替え需要が高まったこともデスクトップ仮想化基盤が注目されるようになった要因の1つです。



さらに、スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスの普及から、いよいよいつでもどこからでもネットワーク経由でデスクトップ環境を利用できるという理想に近づきました。システム管理部門の立場から見ても、デスクトップ仮想化基盤は、アプリケーションやデータをサーバーで一元管理できるため、情報漏えいやマルウェア感染のリスクを軽減できるばかりか、クライアントの新規導入時やアプリケーションの大幅な入れ替え時に、わざわざ対象の端末の設置場所まで出向いて1台ずつ手作業で対応する手間からも解放されます。

セキュリティ面の応用として、海外事業展開において業務を大幅に海外に移す際に、データ自体は日本国内にそのまま置いておき、業務での操作は現地で行う、といったスタイルをこの技術で確立することにより、高いセキュリティのレベルを維持することができます。

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